聳物(読み)そびきもの

精選版 日本国語大辞典 「聳物」の意味・読み・例文・類語

そびき‐もの【聳物】

  1. 〘 名詞 〙 霞・霧・雲・煙など、空中にたなびくものの総称。特に、連歌俳諧でいう。連歌では三句以上隔て、俳諧連句では二句以上隔ててよみこむように定められている。
    1. [初出の実例]「可三句物〈略〉霞・霧・雲・煙〈如此聳物〉」(出典:僻連抄(1345))

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