肝要(読み)カンヨウ

デジタル大辞泉 「肝要」の意味・読み・例文・類語

かん‐よう〔‐エウ〕【肝要】

[名・形動]人間きもと扇のかなめの意から》非常に大切なこと。最も必要なこと。また、そのさま。「何事にも辛抱肝要だ」
[類語]重要大事だいじ大切肝心肝心かなめ切要緊要喫緊重大主要須要しゅよう必須ひっす不可欠得難い貴重珍重珍しい貴い稀有高貴異色異彩珍貴珍稀緊要枢要かなめきも有意義意義深い千金耳寄り掛け替えのない

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精選版 日本国語大辞典 「肝要」の意味・読み・例文・類語

かん‐よう‥エウ【肝要】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常に重要なこと。大切なこと。また、そのさま。かなめ。肝心。
    1. [初出の実例]「六条宮見草、被白字肝要之由」(出典江談抄(1111頃)四)
    2. 「合戦は始終の勝こそ肝要(カンヨウ)にて候へ」(出典:太平記(14C後)二九)

肝要の補助注記

文明本節用集、黒本本節用集などでは、「肝要」と「簡要」は相通ずるものと注記している。

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