肩山(読み)カタヤマ

デジタル大辞泉 「肩山」の意味・読み・例文・類語

かた‐やま【肩山】

衣服の、前身頃みごろ後身頃の肩での境目

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精選版 日本国語大辞典 「肩山」の意味・読み・例文・類語

かた‐やま【肩山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 駕籠(かご)かきが肩の位置をかえること。また、そのときにかける掛け声
    1. [初出の実例]「をれこみじゃ、がってんじゃ、かた山ぢゃ、がってんじゃ」(出典:常磐津・戻駕色相肩(戻駕)(1788))
  3. 衣服が肩の位置で前後にたれ下がるときの中心部分。前身頃と後身頃の境目。
    1. [初出の実例]「衣服ときたら、ワイシャツの襟もと、上着の肩やま、どこもかしこも全然サイズが合っていないんです」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉泣いてパリに馬謖を斬る)

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