肩透かし(読み)カタスカシ

デジタル大辞泉 「肩透かし」の意味・読み・例文・類語

かた‐すかし【肩透かし】

相撲きまり手の一。差し手を浅く相手のわきに引っかけ、手前へ引きながら体を開き、一方の手で相手の肩をたたいて前へはわせるもの。
意気込んで向かってくる相手の勢いをうまくそらすこと。「肩透かしを食わせる」
[類語]よける避けるいなすかわらす外すれる外れる受け流す回避忌避敬遠逃避退避退散退去退却避難待避

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肩透かし」の意味・わかりやすい解説

肩透かし
かたすかし

相撲の決まり手一つ。右 (左) 差し手で,相手の左 (右) 腕のつけ根をひっかけるようにして,体を右 (左) 後方へ開きながら,左 (右) 手で相手の肩か首を押さえて,前へ透かし落とす。右 (左) 手で相手の左 (右) 手の肘を外からつかみ,相手の左 (右) 腕つけ根に,左 (右) 手を上外からひっかけて前へ透かし落とせば,上 (うわ) 透かし。

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