背丈(読み)せたけ

精選版 日本国語大辞典 「背丈」の意味・読み・例文・類語

せ‐たけ【背丈】

〘名〙
① 踵(かかと)から頭頂までの距離。背の高さ。せい。せいたけ。身長
※俳諧・鷹筑波(1638)五「一よ一よせ竹ものぶる子共哉〈正頼〉」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「背(セ)丈ばかりのびまして」
洋裁で、後ろ襟(えり)付根からウエストまでの長さ。
和裁で、着物身頃のでき上がり寸法

せい‐だけ【背丈】

〘名〙 (「せいたけ」とも) 身のたけ。身長。せたけ。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)九「没人は人せいだけに高ぞ」
狂言記六地蔵(1700)「某がせいだけに作ってやらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「背丈」の意味・読み・例文・類語

せ‐たけ【背丈】

かかとから頭頂までの背の高さ。身長。
洋裁で、後ろ襟中央の付け根からウエストラインまでの長さ。
和裁で、着物の身頃みごろのでき上がり寸法。
[類語]身長身の丈せい身丈みたけ上背うわぜい

せい‐たけ【背丈】

せたけ」に同じ。「背丈が伸びる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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