背任(読み)はいにん

精選版 日本国語大辞典 「背任」の意味・読み・例文・類語

はい‐にん【背任】

〘名〙 公務員会社員などが、自分利益などのために、地位を悪用して、属している役所会社損害を与えること。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一〇「小切手詐欺、その他背任(ハイニン)等の犯罪もあったらしく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「背任」の意味・読み・例文・類語

はい‐にん【背任】

[名](スル)任務にそむくこと。特に、公務員や会社員などが、自分の利益のために、地位・役職を利用して、役所や会社に損害を与えること。「背任行為」
[類語]汚職裏切り内応内通気脈を通じる背信背徳変心寝返り密告おためごかし讒言讒訴誣告告げ口垂れ込み言い付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

インボイス

送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...

インボイスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android