能吏(読み)ノウリ

デジタル大辞泉 「能吏」の意味・読み・例文・類語

のう‐り【能吏】

能力のすぐれた役人。また、事務処理にすぐれている役人。有能な官吏
[類語]良吏公僕公務員役人官吏官員吏員国家公務員地方公務員武官文官事務官公吏官公吏官僚小役人属官属僚税吏獄吏キャリアノンキャリア

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精選版 日本国語大辞典 「能吏」の意味・読み・例文・類語

のう‐り【能吏】

  1. 〘 名詞 〙 事務処理能力にすぐれた官公吏。有能な官吏。
    1. [初出の実例]「必ず後には戸部の頭人となり、第一等の能吏となるべし」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐李叔明伝〕

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普及版 字通 「能吏」の読み・字形・画数・意味

【能吏】のうり

有能なる官吏。〔漢書、張敞伝〕元初めて位に(つ)く。待詔、敞をむ。~(之以爲(おも)へらく、敞は能にして、煩亂(はんらん)を治むるに任(た)ふるも、材輕し。師傅(しふ)のに非ずと。

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