腕をさする(読み)ウデヲサスル

デジタル大辞泉 「腕をさする」の意味・読み・例文・類語

うでをさす・る

手腕を振るう機会を待ち望む。「―・って出番に備える」
[類語]待ち遠しい待ちどお待ち望む待ちあぐむ待ちわびる待ち焦がれる待つ待ち構える待ち受ける控える待ち設ける待ち伏せる待ちあぐねる待ちくたびれる待ち明かす待ち伏せ待ちぼうけ待機心待ち鶴首かくしゅ満を持する手薬練てぐすね引く首を長くする爪を研ぐ身構える身構えスタンバイ控え待ち兼ねる待望切望熱望希求願う一日千秋腕をしびれを切らすそわそわ待てど暮らせど待ち切れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腕をさする」の意味・読み・例文・類語

うで【腕】 を さする

  1. 自分の力を発揮する機会を待って、じりじりする。
    1. [初出の実例]「恬はわかうから武をこのうでうでをさするほどに朝廷の衆もおもんぜぬぞ」(出典:玉塵抄(1563)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android