臥床(読み)ガショウ

デジタル大辞泉 「臥床」の意味・読み・例文・類語

が‐しょう〔グワシヤウ〕【×臥床】

[名](スル)
病気で)床につくこと。
洗面所へ立つだけでやはり終日―していた」〈宮本伸子
寝床ふしど。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「臥床」の意味・読み・例文・類語

が‐しょうグヮシャウ【臥床】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ねどこ。ふしど。寝台。
    1. [初出の実例]「秋男嫌臥床、更漏過中央」(出典田氏家集(892頃)中・和野秀才秋夜即事見寄新詩)
    2. 「Sancto ソノ guaxǒni(グヮシャウニ) イカニモ ユウユウト ネムリ タマウニ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)二)
    3. [その他の文献]〔岑参‐送柳録事赴梁州詩〕
  3. ( ━する ) (病気などで)床について寝ること。〔音訓新聞字引(1876)〕
    1. [初出の実例]「自分が風邪を引いて臥床(グヮシャウ)した時」(出典:欧米印象記(1910)〈中村春雨〉伯林雑記)

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普及版 字通 「臥床」の読み・字形・画数・意味

【臥床】がしよう

臥牀

字通「臥」の項目を見る

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