自主開発(読み)じしゅかいはつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自主開発」の意味・わかりやすい解説

自主開発
じしゅかいはつ

日本が必要とするエネルギーあるいは鉱物資源を,海外において日本の企業資金および技術を出して開発生産すること。海外の資源を最も確実に確保する方法である。石油では,アラビア石油,インドネシア石油,アブダビ石油などが現地で生産に参加している。金属では,ボリビアのワンサラ鉛亜鉛鉱山が最も成功した例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android