自在戸(読み)じざいど

精選版 日本国語大辞典 「自在戸」の意味・読み・例文・類語

じざい‐ど【自在戸】

  1. 〘 名詞 〙 押し開けた後、ばね仕掛けなどで自動的に閉じる戸。自在とびら。
    1. [初出の実例]「観音開きの〈略〉自在戸を彼方(むかう)へ押して」(出典多情仏心(1922‐23)〈里見弴〉ひとり旅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android