自大(読み)ジダイ

デジタル大辞泉 「自大」の意味・読み・例文・類語

じ‐だい【自大】

自分で自分を偉い者と思い、尊大に構えること。「夜郎やろう自大
「此日本は真実自尊―の一小鎖国にして」〈福沢福翁自伝

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精選版 日本国語大辞典 「自大」の意味・読み・例文・類語

じ‐だい【自大】

  1. 〘 名詞 〙 他に対して尊大にかまえること。→夜郎自大(やろうじだい)
    1. [初出の実例]「一毫も矜高自大の心なく、貪吝の念なく、下劣の嗜慾なかりしなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)

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普及版 字通 「自大」の読み・字形・画数・意味

【自大】じだい

自ら誇り高ぶる。〔礼記表記〕(君子は)名の行ひに(す)ぐるを恥づ。是の故に君子は、自ら其の事を大とせず、自ら其の功を(たつと)ばず。

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