自由太刀余波鋭鋒(読み)じゆうのたちなごりのきれあじ

精選版 日本国語大辞典 「自由太刀余波鋭鋒」の意味・読み・例文・類語

じゆうのたちなごりのきれあじジイウのタチなごりのきれあぢ【自由太刀余波鋭鋒】

  1. 翻訳戯曲。五幕。坪内逍遙訳。角書は「該撒(シイザル)奇談」。原作シェークスピアの「ジュリアス‐シーザー」。明治一七年(一八八四)刊。同三四年明治座初演。シェークスピアの翻訳では最も古いものの一つで、浄瑠璃歌舞伎の文体形式を用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android