至当(読み)シトウ

デジタル大辞泉 「至当」の意味・読み・例文・類語

し‐とう〔‐タウ〕【至当】

[名・形動]きわめて当然であり、適切であること。きわめて妥当であること。また、そのさま。「至当な(の)処置」「至当な(の)見解」
[類語]正しいまともまっとう適当尤も適切適正適確妥当穏当相応好適適合合致即応正当順当ぴったりころ合い程合い手頃てごろ適う適する合う沿うそぐう当てはまる当を得る合理合理的論理的理路整然ロジカル理詰め中正方正真正純正フェアことわり事理条理論理理屈筋道辻褄つじつま理路道筋ロジック正道本筋正則合法合法的ノーマル本格的正式本式正格正統正調正規公式格調格式品格品位風格おおやけ公的本物儀礼礼法礼式礼儀風儀作法よそ行き格式張る折り目正しいフォーマル本格本道本流主流押しも押されもせぬれっきとちゃんと道理道理至極腰を入れる本腰本腰を入れるレギュラーオーソドックスプロパー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「至当」の意味・読み・例文・類語

し‐とう‥タウ【至当】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめてよく当てはまること。この上もなく適当であること。また、きわめて当然であるさま。
    1. [初出の実例]「聖人追尊の礼を、時の天子よりこれを行ひたまふ、至当至正にあらずや」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)四)
    2. [その他の文献]〔春秋穀梁伝‐序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「至当」の読み・字形・画数・意味

【至当】しとう

当然。

字通「至」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android