至福(読み)シフク

デジタル大辞泉 「至福」の意味・読み・例文・類語

し‐ふく【至福】

この上もない幸せ。「至福の時」
[類語]幸福幸せさいわさち果報冥利みょうり多幸多祥たしょう万福ばんぷく浄福清福福福大福ハッピー

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精選版 日本国語大辞典 「至福」の意味・読み・例文・類語

し‐ふく【至福】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめてしあわせなこと。また、そのさま。至幸。〔新撰字解(1872)〕
    1. [初出の実例]「畢竟この至善至福の境に全人類の状態を進めるべき脊椎骨にすぎず」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生と虚空)

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