舎衛(読み)シャエ

デジタル大辞泉 「舎衛」の意味・読み・例文・類語

しゃえ〔シヤヱ〕【舎衛】

釈迦しゃか在世ころ、中インドにあった国。舎衛城の南に祇園精舎ぎおんしょうじゃがあった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舎衛」の意味・読み・例文・類語

しゃえシャヱ【舎衛】

  1. ( [梵語] Śrāvastī の訳 ) 釈迦の在世当時、北インドにあった憍薩羅(かまら)国の都の名。波斯匿プラセーナジット)王の統治下にあり、後に釈迦族はその子毘瑠璃王に亡ぼされた。都城南方の祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)著名。現在のウツタル‐プラデシュ州のサヘート・マヘート一帯にあたる。舎衛国。舎衛城。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android