精選版 日本国語大辞典 「舜」の意味・読み・例文・類語
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中国、太古の伝説的な聖人の帝王。五帝の一人。姓は虞(ぐ)(有虞(ゆうぐ))、名は重華(ちょうか)。盲目の父、義母、異母弟の悪行に耐えて孝道を尽くし、30歳のとき推されて帝堯(ぎょう)にまみえ、与えられた試練を成し遂げて信任を得、50歳で堯の摂政となった。堯が亡くなったのち、その子に位を譲ろうとしたが、人心が舜に帰したので、ついに61歳で帝位についた。「天下、徳を明らかにする、皆、虞帝より始まる」(『史記』五帝本紀)といわれる聖人であったが、帝位について39年、南への巡狩の途中死亡したという。舜ののち禹(う)が帝位を継いだが、この堯、舜、禹の3代は儒家によって、禅譲による帝の交代がなされた理想的な世であったとされている。
[安倍道子]
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…巡守とも書く。《書経》舜典によると,舜は5年に1度天下をめぐり,諸国の君主に政治のやり方を奏上させ,舜は調べて功績があれば車馬や衣服を与えたといわれる。歴史上,大規模な巡狩を行ったのは秦の始皇帝で,天下を統一すると文武百官をしたがえて毎年のように各地を巡幸した。…
…湖南省にある湘水の神とされ,また洞庭湖の水神でもあって,湖中の君山にその祠廟がある。《山海経(せんがいきよう)》に洞庭の山に住む天帝の2人の娘のことが見え,漢の《列女伝》では,この2人は尭帝の娘で舜の妃である娥皇と女英であって,舜が蒼梧で死ぬと2人は湘水に身を投げてその神になったのだとされている。湘君と湘夫人はこの2女神に比定されるが,一説には湘君は男神,湘夫人は女神で,2人は夫婦なのだともされる。…
…十日は十干で,旬(十日)をもって暦を構成する殷には重要な神話的事実であるから,羿は夷の別系の神であろう。殷の祖神は舜(しゆん)で,その妻羲和(ぎか)は十日,常羲(じようぎ)は十二月を生んだ。舜は太陽神で,四鳥を使って四方に帝意を伝えさせ,これを治めた。…
※「舜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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