舟歌(読み)ふなうた

精選版 日本国語大辞典 「舟歌」の意味・読み・例文・類語

ふな‐うた【舟歌・船歌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船頭水夫などが、船をこぎながらうたう歌。さおうた。欸乃(あいだい)
    1. [初出の実例]「ふなこかぢとりはふなうたうたひて」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月九日)
  3. バルカロール
    1. [初出の実例]「ポッジョは得意の舟歌(フナウタ)(バルカルオラ)を歌へり」(出典即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉感動)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「舟歌」の解説

舟歌

平林敏彦による詩集。2004年刊行(思潮社)。2005年、第23回日本現代詩人賞を受賞

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