良縁(読み)リョウエン

デジタル大辞泉 「良縁」の意味・読み・例文・類語

りょう‐えん〔リヤウ‐〕【良縁】

似合わしい縁組。よい縁談。「良縁を得て結婚する」
極楽往生ができるよい因縁
[類語](1縁組み縁結び縁談

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精選版 日本国語大辞典 「良縁」の意味・読み・例文・類語

りょう‐えんリャウ‥【良縁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏道を悟り、極楽往生するのによい因縁。
    1. [初出の実例]「道俗相分経数年、今秋晤語亦良縁」(出典経国集(827)一〇・与海公飲茶送帰山〈嵯峨天皇〉)
  3. ふさわしい縁組。よい縁談。
    1. [初出の実例]「按司(あんず)媒妁(なかだち)して、良縁(リャウエン)を結し給ふこそこよなき妹が僥倖(さいはひ)なれ」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    2. [その他の文献]〔陸機‐擬超超牽牛星詩〕

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普及版 字通 「良縁」の読み・字形・画数・意味

【良縁】りようえん

好縁。

字通「良」の項目を見る

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