精選版 日本国語大辞典 「色」の意味・読み・例文・類語
いろ【色】
しき【色】
いろえ いろへ【色】
しょく【色】
いろ・む【色】
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図8 u'v'色度図
図7 CIEによる XYZ表色系
図6 マンセル表色系
図5 3種類の錐体の分光感度
図4 色の段階的処理
図3 色の三属性
図2 電磁波と可視スペクトル
図1 物体の色の知覚を規定する要因
表 色覚型の分類
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
古来から,さまざまな色が魔除けや吉兆など呪術的意味をこめて,身体や衣服の装飾,建築物の塗装などに使われてきた。同時に,色は歴史的に身分や位階など社会集団内での区分や差別に,また国旗のように国家や共同体の統合シンボルにも使われてきた。それぞれの色がどのような意味を持つかは,時代や文化圏で違いがあり,例えば黄色は中国では皇帝の色とされたが,ヨーロッパではユダヤ人を社会的に排除し,差別する色として利用された。他方では,古代ローマでは紫が皇帝の占有色とされ,東洋でも紫は高い身分の象徴として使われたように,地域や時代をこえた共通性がみられる場合もある。ヨーロッパでは,近代になると色が政治的立場やイデオロギーを象徴するものにもなった。赤が革命を,白が反革命を表現するようになったのは,その代表的例である。イスラーム世界についてみると,コーランには,色が象徴する意味についての言及はみられない。しかしムハンマドが緑の旗を用いた故事にもとづいて,緑のターバンは預言者の子孫を示すものとされた。純血や高貴さを示す白はウマイヤ家の色として軍旗やターバンに用いられ,この王朝に反逆するアッバース家はその象徴として黒を採用した。また,ムスリムと区別するために,ユダヤ教徒が黄色,キリスト教徒が青色のターバンの着用を義務づけられることもあった。中国では古来より人類に欠くべからざるものとして五行(ごぎょう),すなわち木火土金水を重んじ,それぞれいろいろなものに配当した。色もまた,その一環とし青赤黄白黒の五色が正しい色として重んじられた。前述のように黄は中央に位置したことから皇帝の色とされた。また,赤は赤眉(せきび)の乱や紅巾(こうきん)の乱など,しばしば農民反乱のシンボル色となった。五行はまた季節(春,夏,土用,秋,冬),方位(東,南,中央,西,北),感情(喜,楽,慾,怒,哀),数(八,七,五,九,六)などにも適用されたことから,青赤黄白黒がそれぞれ順番にそれらの特徴をなす色と考えられた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
可視光(およそ380~780 nm)が人の目に入って生じる感覚.可視光に作用するタンパク質を視紅(ロドプシン)というが,この視紅を含む,赤,緑,青に強く感じる3種類のすい状体があり,視覚はこれらの混合によっていろいろな色を識別していると考えられている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…リズムの組合せは4種類あるが,その区別を示すシグヌムsignum(曲頭におかれる,今日の拍子記号に相当する記号)は付されないのが普通である。14世紀も末になると,複雑なシンコペーションや変則リズムを示す〈点〉(プンクトゥスpunctus)や着色した色符(コロルcolor)を多用した技巧的な作品が作られている。(3)14世紀イタリア記譜法 フランスの初期定量記譜法を基礎としているが,6通りの基本的なリズムを表示することができ,曲頭にはシグヌムが置かれてリズム型を示している。…
…一般に色素という定義は判然としていないが,通常はその物質に特有の色を呈し他の物体に色を与える物質を指す。固有の色をもつ物質であっても,色の濃さが著しく小さいものは色素とはいい難い。色素と総称されるものには,動物や植物より得られる天然色素(生体色素),天然物である鉱物をごく簡単な処理で加工した鉱物色素,無機の原料より化学的操作を経て着色を目的として造られた無機顔料,有機合成によって製造された有機工業色素が含まれる。…
…しかし,19世紀末以降の人文・社会科学,ことに民族学者・社会人類学者らによる調査と研究は,この言葉により深い意義と広がりとを与えた。すなわち,儀礼という行動様式は,ふだんの生活とは異なった時間と空間の中で行われ,さまざまな歌や踊り,色鮮やかな衣装や飾り物などを伴って,ある場合は荘厳な雰囲気を,またある場合は陽気な喧噪状態を作りだし,日常生活の中の言語や通常の技術的道具などでは表し伝ええない,社会の連帯といった価値や,結婚・死といった重大なる事件を明確に表現し,心に強く刻みこむ働きを持つ,ということが明らかになった。そしてある種の経済的交換,集団間の戦争,さらには社交や挨拶など直接には宗教と無関係の活動にまで儀礼という言葉の意味するところを広げ,これらの中に儀礼的要素を見いだし,もしくは儀礼的側面から理解しようとするようになった。…
…主として顔およびその周辺の皮膚に色彩を施したり,光沢を付加したりする装身行為をさすが,広義にはボディ・ペインティングなどの身体装飾,抜歯や入墨などの身体変工を含めた装身行為をさす。また最近では,〈美容〉という言葉を化粧と同義に用いることもあるが,これは化粧だけでなく,化粧の予備行為を含んでいる。…
… ボディ・ペインティングは最も手軽な身体装飾として熱帯地方の原住民をはじめとして広く行われている。鉱物性や植物性の顔料(白土,黄土,赤土,墨,植物の色汁など)を,獣脂で練ったりして用いる。全身あるいは身体の一部に彩色するが,顔面(とくにほお),胸,胴体部などが多い。…
…〈恥〉や〈罪〉は,それぞれの文化を背負った人々が概念化し,その特殊な概念に名を与えたものである。 時間,空間,色などに関する名は,名付ける側の文化的規定性と名付けられる対象自体の性質の中間に成立するものであろう。たとえば,時間そのものは連続的なものであり,それをどのように分節するかによって異なった概念および名が出現する。…
…サンスクリットでは,パンチャ・スカンダpañca‐skandhaという。生命的存在である〈有情(うじよう)〉を構成する五つの要素すなわち,色(しき),受(じゆ),想(そう),行(ぎよう),識(しき)の五つをいう。このうち色(ルーパrūpa)には,肉体を構成する五つの感覚器官(五根)と,それら感覚器官の五つの対象(五境)と,および行為の潜在的な残気(無表色(むひようしき))とが含まれる。…
…前者は南伝,後者は北伝の資料に基づく計算であるが,目下のところ,いずれかに正否を断定できる資料はない。
[宗教的特色]
釈迦在世時のインドでは,正統派の宗教家たるバラモン(婆羅門)と並んで,沙門(しやもん)(シュラマナ)と呼ばれる多種多様な宗教家,思想家がおり,なんらかの方法で輪廻(りんね)からの解脱を求めて修行し,またその道を説いていた。釈迦もまた,この出家遊行して乞食によって生活する沙門の道を選び,また修行方法として,身心を苦しめ鍛えて超能力を得る苦行の代りに,精神の統一,安定によって真理を直観する禅定(ヨーガと同じ)を採用した。…
※「色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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