ぼう‐しゅ バウ‥【芒種】
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俳諧・増山の井(1663)五月「芒種
(バウシュ)の節 五月節也」 〔逸周書‐時
訓解〕
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デジタル大辞泉
「芒種」の意味・読み・例文・類語
ぼう‐しゅ〔バウ‐〕【×芒種】
二十四節気の一。太陽の黄経が75度の時。6月6日ごろ。稲・麦など芒をもつ穀物の種をまく時期とされていた。《季 夏》「伊賀山や―の雲の不啻/圭岳」
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芒種
ぼうしゅ
二十四節気の一つ。5月の節にあたり、旧暦では4月末から5月上旬、新暦では6月8日ごろにあたる。イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種を播(ま)く時節というところから芒種といわれる。現在の田植の時期は早まったが、昔の田植の時期はこのころであった。気象的にみると、梅雨入り(つゆいり)になりかかりのころにあたる。夏の季語。
[根本順吉]
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芒種
ぼうしゅ
二十四節気の一つ。太陰太陽暦の5月節 (5月前半) のことで,太陽の黄経が 75°に達した日 (太陽暦の6月6日か7日) に始り,夏至 (6月 21日か 22日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではその期間の第1日目をさす。その頃は麦の刈入れや稲の植付けに適した時期で,昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (螳螂生,鵙始鳴,反舌無声) に区分した。
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芒種
6月6日頃 芒種とは稲や麦など"穂が出る穀物の種を蒔く"という意味で、この頃は種まきを始め農家の忙しくなる時期です。ちょうど梅雨に入る頃で、少し蒸し暑くじめじめする時期ですね。
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