英彦山がらがら(読み)ひこさんがらがら

事典 日本の地域ブランド・名産品 「英彦山がらがら」の解説

英彦山がらがら[人形・玩具]
ひこさんがらがら

九州・沖縄地方、福岡県地域ブランド
田川郡添田町で製作されている。約1300年前、文武天皇が天災回避の祈願のため、英彦山に鈴一個を奉納したことが始まり。土鈴としては最古歴史をもつ。魔よけ厄よけとして知られる。赤・青で彩色した素焼きの土鈴で、吊り下げ紐には藁を用いる。福岡県特産民芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「英彦山がらがら」の解説

英彦山がらがら

福岡県田川郡添田町で生産される魔除けの土鈴。文武天皇が英彦山(ひこさん)に奉納した鈴が由来との伝承がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android