茅土(読み)ぼうど

精選版 日本国語大辞典 「茅土」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐どバウ‥【茅土】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国古代天子諸侯を封ずるとき、その方角にあたる色の土を、白茅に包んで与えたことによる ) 諸侯を封ずること。また、その封土
    1. [初出の実例]「漢阿衡之賜甲第。金鳳飛茅土之風」(出典本朝文粋(1060頃)九・宇治別業即事詩序〈大江以言〉)
    2. 「天料僻遠に散処するを以て、有功公卿の茅土に充てば」(出典:公議所日誌‐一二・明治二年(1869)五月)
    3. [その他の文献]〔李陵‐答蘇武書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む