精選版 日本国語大辞典 「茶屋」の意味・読み・例文・類語
ちゃ‐や【茶屋】
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16世紀に出現した通行人に湯茶を売る休憩所を起源とし,以後多様に分化,発展した飲食・貸席業の総称。飲食系は掛(かけ)茶屋・水茶屋から料理茶屋などへ発展し,貸席系では待合(まちあい)茶屋・出合(であい)茶屋・泊り茶屋などが現れた。特殊な形態には遊廓内の編笠茶屋・引手(ひきて)茶屋,さらに芝居茶屋・相撲茶屋・墓茶屋などがある。明治期以後は欧米の同種営業形態の影響をうけ,コーヒー店・食堂などへ変貌。なお茶屋遊びというときは,関西の遊廓で中以下の妓と遊ぶ天神茶屋や私娼街の色茶屋をさす。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…とくに大坂では揚屋制が発達し,揚屋の設備・待遇は全国一と称された。また,中級以下の遊女を招く家を茶屋と呼んで区別し,さらに私娼街でも送込み制をとってこれを呼屋といった。これに対し,江戸では発達せず,延宝(1673‐81)ころには大坂の35軒に江戸は14軒,宝暦10年(1760)ころには最後の1軒も消えた。…
…江戸から明治・大正期まで劇場付近で観劇客に各種の便宜を供した施設。江戸期の芝居見物は早朝から夜までかかったうえ幕間も長く,劇場の設備も不十分で,より快適な観劇を望む客は多く茶屋を利用した。もっとも,上等席は茶屋が前もって押さえていたから,桟敷などで観劇するためには茶屋を通すほかなかった。…
…〈茶室〉の呼称は近代になって普及した。室町時代には〈茶湯座敷〉〈数寄(すき)座敷〉〈茶屋〉などの語が見られたが,単に〈座敷〉と呼ばれることが多かった。また茶会記には座敷の広さだけが記されることもあった。…
…遊廓にあった茶屋の一種。引手茶屋がもっとも発達した江戸吉原では,高級遊女と遊興しようとする客は,まず引手茶屋にいった。…
※「茶屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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