茶道口(読み)サドウグチ

デジタル大辞泉 「茶道口」の意味・読み・例文・類語

さどう‐ぐち〔サダウ‐〕【茶道口】

茶室で、点前てまえをするときの亭主出入り口方立口ほうだてぐち火灯口かとうぐちなどの形式がある。茶立て口。亭主口

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精選版 日本国語大辞典 「茶道口」の意味・読み・例文・類語

さどう‐ぐちサダウ‥【茶道口】

  1. 〘 名詞 〙 茶室内に設けてある、亭主の通る出入口茶立口(ちゃたてぐち)勝手口。ちゃどうぐち

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世界大百科事典(旧版)内の茶道口の言及

【茶室】より

…なお室内の壁の腰回りには紙を張り,客座では白紙2枚,点前座では1枚の高さを通例とする。
[躙口,茶道口]
 出入口は亭主と客の側とに分かれる。客の入口に躙口(にじりぐち)を設けるのが草庵茶室の特色である。…

※「茶道口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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