三重県北部,三重郡の町。人口3万9978(2010)。西部は鈴鹿山脈に属する山地,東部は三滝川,朝明川が作る扇状地で集落と耕地が開ける。三滝川西岸にある中心集落の菰野は古くは伊勢神宮領で,江戸時代は菰野藩土方氏1万2000石の陣屋町であった。基幹産業は米作を主とする農業で,茶栽培や畜産も盛ん。近年,伊勢湾工業地帯のベッドタウンとしても発展している。西部の山岳地帯は鈴鹿国定公園に含まれ,湯の山温泉や朝明渓谷などの景勝地がある。近鉄湯の山線が通り,西境にある御在所山(1212m)はロープウェーが山頂へ通じ,冬はスキー場となる。1972年鈴鹿スカイラインが開通した(97年無料開放)。
執筆者:上田 雅子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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