著作郎(読み)ちょさくろう

精選版 日本国語大辞典 「著作郎」の意味・読み・例文・類語

ちょさく‐ろう‥ラウ【著作郎】

  1. 〘 名詞 〙 内記(ないき)唐名
    1. [初出の実例]「余即為著作郎。至元慶君又為之」(出典菅家文草(900頃)二・予作詩情怨之後、再得菅著作長句二篇)
    2. [その他の文献]〔華陽国志‐後賢志〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の著作郎の言及

【太史】より

…漢代では世襲の官として太史公が置かれ司馬遷がそれについた。史官としての地位は漢初が最高で,それ以後,軽くなり,魏・晋以後は史官の専職として著作郎などが置かれ,太史の職掌は本来の天文・暦法関係に限られ宋・元時代まで続いた。【冨谷 至】。…

※「著作郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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