著述(読み)チョジュツ

デジタル大辞泉 「著述」の意味・読み・例文・類語

ちょ‐じゅつ【著述】

[名](スル)書物を書きあらわすこと。また、その書物。著作。「昔著述した本」
[類語]著書著作述作著す著作物原著主著近著新著旧著前著前書単著共著自著

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精選版 日本国語大辞典 「著述」の意味・読み・例文・類語

ちょ‐じゅつ【著述】

  1. 〘 名詞 〙 書きあらわしてのべること。書物を書きあらわすこと。また、その書物。著作。
    1. [初出の実例]「東宮切韵者菅家主刑部尚書集十三家切韵、為一家之作者、著述之日、聖廟執筆、令滞綴」(出典江談抄(1111頃)五)
    2. 「性霊集は弘法大師の著述(チョジュツ)となり」(出典:俳諧・類船集(1676)太)
    3. [その他の文献]〔漢書‐賈誼伝賛〕

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普及版 字通 「著述」の読み・字形・画数・意味

【著述】ちよじゆつ

書を著わす。漢・班固〔賓の戯れに答ふの序〕永中、と爲りて祕書を典す。專ら志を儒學に篤うし、を以て業と爲す。或ひと、るに功無きを以てす。~故に聊(いささ)か復た應(こた)ふ。

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