葦登(読み)よしのぼり

精選版 日本国語大辞典 「葦登」の意味・読み・例文・類語

よし‐のぼり【葦登】

〘名〙 スズキ目ハゼ科ヨシノボリ属の淡水魚総称。全長六~八センチメートルぐらいのものが多い。体はハゼ型で、ふつう黄褐色または灰褐色の地に暗色斑がある。一般に雄の第一背びれは長く伸びる。六~七月ころの産卵期には雄は体が黒ずむ。各地河川湖沼生息、多くの種が仔魚は海へ下る。一部の種はつくだ煮などとして食用にする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「葦登」の意味・読み・例文・類語

よし‐のぼり【×葦登】

ハゼ科の淡水魚。河川・湖沼にすみ、全長4~12センチ。ハゼに似て、ふつう黄褐色または灰褐色の地に暗色斑があり、雄の第1背びれは長く伸びている。佃煮などにする。ごり。いしぶし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「葦登」の解説

葦登 (ヨシノボリ)

動物。ハゼ科の淡水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

アルツハイマー

[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...

アルツハイマーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android