葦辺(読み)アシベ

デジタル大辞泉 「葦辺」の意味・読み・例文・類語

あし‐べ【×葦辺/×蘆辺】

葦の茂っている水辺
[類語]水際水辺水上川辺水面すいめん水面みなも水中

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精選版 日本国語大辞典 「葦辺」の意味・読み・例文・類語

あし‐べ【葦辺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「あしへ」とも ) 葦の生い茂っている水辺。
    1. [初出の実例]「鶴(たづ)が鳴き安之敞(アシヘ)をさして飛びわたるあなたづたづしひとりさ寝(ぬ)れば」(出典万葉集(8C後)一五・三六二六)

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