蓮池(読み)ハスイケ

デジタル大辞泉 「蓮池」の意味・読み・例文・類語

はす‐いけ【×蓮池】

ハスの生えている池。 夏》

れん‐ち【×蓮池】

ハスを植えてある池。

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精選版 日本国語大辞典 「蓮池」の意味・読み・例文・類語

はす‐いけ【蓮池】

  1. 〘 名詞 〙 蓮の生えている池。蓮を植えてある池。れんち。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「今日早朝よりはす池をひろくさせらるる也」(出典:言国卿記‐文明一〇年(1478)七月九日)
    2. 「蓮池のふかさわするる浮葉かな〈荷兮〉」(出典:俳諧・春の日(1686))

れん‐ち【蓮池】

  1. 〘 名詞 〙(はす)の植えてある池。はすいけ。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔元稹‐尋西明寺僧不在詩〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「蓮池」の意味・わかりやすい解説

蓮池
はすいけ

佐賀市東部の地区。「はすのいけ」とも称した。1955年(昭和30)町村合併のおり、神埼(かんざき)郡蓮池町は一部が同郡千代田(ちよだ)町(現、神埼市)に加わったが、大部分は佐賀市の一町名となった。明治以来の大字(おおあざ)蓮池は、佐賀藩支藩であった蓮池藩5万3000石の旧城下で、筑後(ちくご)川に注ぐ佐賀江(さがえ)川の左岸に位置した。佐賀江川蛇行の頸(けい)状部にある蓮池公園は旧藩主の館(やかた)跡で、桜や菖蒲(しょうぶ)の名所として知られる。

[川崎 茂]

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普及版 字通 「蓮池」の読み・字形・画数・意味

【蓮池】れんち

蓮いけ。

字通「蓮」の項目を見る

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