蜂の巣をつついたよう(読み)ハチノスヲツツイタヨウ

デジタル大辞泉 「蜂の巣をつついたよう」の意味・読み・例文・類語

はちをつついたよう

大騒ぎとなって収拾がつかないさま。「蜂の巣をつついたような騒ぎ」
[類語]しっちゃかめっちゃかはちゃめちゃ乱雑雑然乱脈紛然紛紛繚乱蕪雑ぶざつ狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃまぜごちゃごちゃごしゃごしゃごじゃごじゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混線混同混交混迷ごた混ぜどさくさこんがらかる紛れる

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精選版 日本国語大辞典 「蜂の巣をつついたよう」の意味・読み・例文・類語

はち【蜂】 の 巣(す)を=つついたよう[=破(やぶ)ったよう]

  1. 騒ぎが大きくなって、手もつけられないようになるさま。上を下への大騒ぎをするさま。
    1. [初出の実例]「蜂の巣を破ったやうな騒動が出来(しゅったい)した」(出典忠義(1917)〈芥川龍之介〉三)

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