蠅不入(読み)はえいらず

精選版 日本国語大辞典 「蠅不入」の意味・読み・例文・類語

はえ‐いらずはへ‥【蠅不入】

  1. 〘 名詞 〙 蠅のたかるのを防ぎ、空気流通をよくするため、金網や紗を張って食物を入れておく戸棚。また、母衣蚊屋(ほろがや)のようにつくって、食卓を覆うもの。蠅帳(はいちょう)。蠅覆(はえおおい)。はいいらず。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「蠅入らずの上に田川の手紙が来てゐた」(出典:世間知らず(1912)〈武者小路実篤〉一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む