血みどろちんがい(読み)チミドロチンガイ

デジタル大辞泉 「血みどろちんがい」の意味・読み・例文・類語

ちみどろ‐ちんがい【血みどろちんがい】

[名・形動ナリ]血みどろ」を強めていう語。
「打ち砕かれて錦手目鼻―に」〈浄・生玉心中

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精選版 日本国語大辞典 「血みどろちんがい」の意味・読み・例文・類語

ちみどろ‐ちんがい【血ちんがい】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 「ちみどろ(血━)」を強めていう語。
    1. [初出の実例]「打砕かれて錦手の目鼻ちみどろちんがいに」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)中)
    2. 「団平が面体(つら)は血(チ)みどろちんがいにて」(出典浮世草子鬼一法眼虎の巻(1733)三)

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