血液型抗原(読み)けつえきがたこうげん

世界大百科事典(旧版)内の血液型抗原の言及

【血液型】より

… ヒトの赤血球膜には,抗原としての性質をもつ多種多様な物質が存在しており,それらの抗原のなかには,ある人はもっているが別の人はこれをもっていないといった種類のものがある。これが血液型抗原といわれるもので,その種類は250以上ある。血液型抗原の産生は,すべて遺伝子に支配されるが,数ある血液型抗原のなかには遺伝学的に互いに密接な関係をもっているものがあり,それによってこれらの抗原をいくつかの系に分けることができる。…

※「血液型抗原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android