血祭りに上げる(読み)チマツリニアゲル

デジタル大辞泉 「血祭りに上げる」の意味・読み・例文・類語

血祭ちまつりに・げる

出陣の際、敵方の者を殺して士気を奮い立たせる。また、戦い初めに、威勢よく最初相手を倒す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「血祭りに上げる」の意味・読み・例文・類語

ちまつり【血祭】 に=あげる[=する]

  1. 戦いの手はじめに、敵方の者を殺す。また、手はじめに威勢よく、最初の相手をかたづける。
    1. [初出の実例]「資本主義の番頭の俺を先づ血祭に上げねばならぬ」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android