衆民(読み)しゅうみん

精選版 日本国語大辞典 「衆民」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐みん【衆民】

  1. 〘 名詞 〙 多くの民。
    1. [初出の実例]「晴、入夜雨、終夜不止、衆民悦予云々」(出典玉葉和歌集‐嘉応二年(1170)五月二九日)
    2. 「国土を守り、衆民を恵み、此御笠山に跡を垂れ給ひしより以来」(出典:武蔵坊弁慶之由来(1562頃か))
    3. [その他の文献]〔孟子‐尽心・上〕

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普及版 字通 「衆民」の読み・字形・画数・意味

【衆民】しゆうみん

庶民

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