行旅(読み)コウリョ

デジタル大辞泉 「行旅」の意味・読み・例文・類語

こう‐りょ〔カウ‐〕【行旅】

旅をすること。また、その人。「行旅の情」
「むかし―をおびやかししこの城の遠祖とおつおやも」〈鴎外・文づかひ〉
[類語]遊山観光行楽探勝遊覧物見遊山漫遊巡遊歴遊遊歴回遊旅行たび遠出客旅かくりょ羇旅きりょ旅路たびじ道中どうちゅう旅歩きトラベルツアートリップ周遊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「行旅」の意味・読み・例文・類語

こう‐りょカウ‥【行旅】

  1. 〘 名詞 〙 旅行すること。また、その人。
    1. [初出の実例]「又令下二行旅人必齎銭為上レ資」(出典続日本紀‐和銅五年(712)一〇月乙丑)
    2. 「合衆国の法、〈略〉外国の行旅にも、自由に遊覧を許し、警邏の設けなし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「行旅」の読み・字形・画数・意味

【行旅】こうりよ

旅行。

字通「行」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android