衙門(読み)ガモン

デジタル大辞泉 「衙門」の意味・読み・例文・類語

が‐もん【×衙門】

《「衙」は、つかさの意》役所官衙

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精選版 日本国語大辞典 「衙門」の意味・読み・例文・類語

が‐もん【衙門】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「衙」は、官庁の意 ) 役所。官府。官衙。
    1. [初出の実例]「彼衙門之鼓朝暮。跡雖龍尾之周行」(出典本朝文粋(1060頃)一〇・閑庭花自落詩序〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐張仲方伝〕

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普及版 字通 「衙門」の読み・字形・画数・意味

【衙門】がもん

兵営・官署の古称。〔北斉書循吏、宋世良伝〕世良、才、尤(もつと)も治を善くす。~衙門(獄中寂、復(ま)た訴する無し。

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