デジタル大辞泉
「袋持ち」の意味・読み・例文・類語
ふくろ‐もち【袋持ち】
1 主人の外出の際、物入れの袋を持って供をすること。また、その者。
「―に提灯消させて」〈浮・胸算用・三〉
2 《大国主命が兄たちの荷物を持ったところからという》人に遅れをとること。また、その者。
「事功の人におくるる者を世俗に―といふも」〈古事記伝・一〇〉
3 老年まで疱瘡にかからない者。袋かつぎ。
「―一生ひまがあかずに居」〈柳多留・二〉
4 《疱瘡にかからないと肌がきれいであるところから》美人。
「支度金取って行くのは―」〈桜の実・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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