裁判沙汰(読み)サイバンザタ

デジタル大辞泉 「裁判沙汰」の意味・読み・例文・類語

さいばん‐ざた【裁判沙汰】

裁判所に訴え、訴訟事件として争うこと。「争い裁判沙汰になる」

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精選版 日本国語大辞典 「裁判沙汰」の意味・読み・例文・類語

さいばん‐ざた【裁判沙汰】

  1. 〘 名詞 〙 裁判所で公に訴訟事件として扱われること。
    1. [初出の実例]「素より一家の血で血を洗ふ裁判沙汰(サイバンザタ)も外聞わろし」(出典:高橋阿伝夜刃譚(1879)〈仮名垣魯文〉七)

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