褶曲作用(読み)しゅうきょくさよう

最新 地学事典 「褶曲作用」の解説

しゅうきょくさよう
褶曲作用

folding

(1)地殻における変形作用の一形式。層面など平面的な原形曲面に変形する。変形作用の過程物質凝集力は保たれる。歪みの形式は不均一(ノンアフィン)である。軟弱岩層では地表付近でも褶曲作用が行われるが,固結岩層が褶曲するためには,ある程度の静水圧あるいは温度の上昇などの条件が必要である。褶曲作用は地殻中のある深さ以下で行われる変形作用である。[小島 丈児]
(2)転じて褶曲運動または造山運動,造山時相などの意味にも広く用いられる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 山下

世界大百科事典(旧版)内の褶曲作用の言及

【褶曲】より

…地層や岩体が力を受けて変形し,湾曲したとき,その構造を褶曲といい,褶曲をつくる変形作用を褶曲作用という。したがって,地形に沿って火山灰や軽石が降り積もったような場合は,曲面状にみえるけれども褶曲とはいわない。…

※「褶曲作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む