アジアの南西部をさす概念であり、西アジアともいわれる。絶対的な範囲はないが、通常は、トルコ、シリア、レバノン、キプロス、イスラエル、ヨルダン、イラク、クウェート、サウジアラビア、イエメン、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーン、イラン、アフガニスタンの範囲をいう。北部の地形はアルプス‐ヒマラヤ造山帯に属して急峻(きゅうしゅん)であり、南にはアラビア半島が突出し、その中間にメソポタミア平原が横たわる。気候は概して乾燥し、砂漠とステップが7割の面積を占める。石油資源に恵まれる。アラビア語、ペルシア語、トルコ語、ヘブライ語が主要言語で、宗教はイスラム教が圧倒的である。
[末尾至行]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新