見境(読み)ミサカイ

デジタル大辞泉 「見境」の意味・読み・例文・類語

み‐さかい〔‐さかひ〕【見境】

物事の見分け。善悪などの判別識別。「前後見境もなく行動する」
[類語]見分け文目

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精選版 日本国語大辞典 「見境」の意味・読み・例文・類語

み‐さかい‥さかひ【見境】

  1. 〘 名詞 〙 物事の区別。善悪や良し悪しの判別。識別。弁別。みわけ。みさかえ。
    1. [初出の実例]「酒にかけちゃア親子の見界(ミサカヒ)はない」(出典歌舞伎独道中五十三駅(1827)三幕)

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