見識(読み)ケンシキ

デジタル大辞泉 「見識」の意味・読み・例文・類語

けん‐しき【見識】

物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。ある物事に対する確かな考えや意見識見。「見識を備えた人物
気位きぐらいみえ。「彼女はいやに見識が高い」
[類語]識見一見識教養眼識目利き洞察先見明察炯眼けいがん活眼慧眼眼力眼光心眼達眼審美眼目が高い目が利く目が肥える鑑識眼

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精選版 日本国語大辞典 「見識」の意味・読み・例文・類語

けん‐しき【見識・権式・権識】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事を正しく見通し、本質を弁別するすぐれた判断力やしっかりした考え。識見。
    1. [初出の実例]「言は見識ありて人の内性を見とをすやうな心ぞ」(出典:四河入海(17C前)七)
    2. 「其位な見識を有して居る吾輩を矢張り一般猫児の毛の生へたもの位に思って」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三)
    3. [その他の文献]〔二程遺書‐一八〕
  3. 説いていることがら。また、判断。
    1. [初出の実例]「仏法のけんしきに大乗と唱る文字は、大きにのると訓」(出典:浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八)
  4. 気位。みえ。
    1. [初出の実例]「いつ迄も見識(ケンシキ)を高くすれば、見識(ケンシキ)の高い得意が出来る物じゃから」(出典洒落本・禁現大福帳(1755)三)

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普及版 字通 「見識」の読み・字形・画数・意味

【見識】けんしき

識見。

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