精選版 日本国語大辞典 「解放」の意味・読み・例文・類語
かい‐ほう ‥ハウ【解放】
とき‐はな・す【解放】
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第一次世界大戦直後のデモクラシー思潮を背景として創刊された総合雑誌の一つ。1919年(大正8)5月、大鐙閣(だいとうかく)から創刊。23年9月に終刊。総合雑誌として『改造』や『中央公論』よりも社会主義的で、吉野作造(さくぞう)や黎明(れいめい)会の福田徳三、東大新人会の赤松克麿(かつまろ)を中心として、佐野学(まなぶ)、堺利彦(さかいとしひこ)、石川三四郎らが登場。マルクス主義者とアナキストの呉越同舟である。創作欄は、小川未明(みめい)、宇野浩二、宮地嘉六(みやちかろく)らの初期プロレタリア文学系の創作・評論が主流。24年5月に再刊された第二次『解放』は、山崎今朝弥(けさや)、石川らによって編集されたが、第一次よりも急進的で、プロレタリア文学の舞台となり、葉山嘉樹(よしき)や平林たい子らが活躍した。第二次の廃刊時期は不明だが、32~33年(昭和7~8)ごろとされる。
[松浦総三]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
吉野作造・大山郁夫・赤松克麿(かつまろ)・佐野学ら進歩的知識人や社会運動家を編集顧問・協力者として,1919年(大正8)6月大鐙閣より創刊された総合雑誌。山川均(ひとし)・山川菊栄・荒畑寒村・石川三四郎らも労働運動・普通選挙・婦人参政権獲得運動・水平運動などに大正デモクラシー運動を指導する論陣を張った。関東大震災で休刊。25年10月復刊,プロレタリア文学の拠点となり,34年(昭和9)10月社会大衆党系の政論雑誌となる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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