設色(読み)セッショク

デジタル大辞泉 「設色」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しょく【設色】

[名](スル)いろどること。彩色すること。また、そのいろどり。
「山水人物悉く金銀泥を用いて―するに」〈子規・墨汁一滴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「設色」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しょく【設色】

  1. 〘 名詞 〙 いろどること。彩色すること。また、そのいろどり。
    1. [初出の実例]「古今の画を見るに、筆墨設色滞なく」(出典:随筆・玉洲画趣(1790))
    2. [その他の文献]〔周礼‐冬官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「設色」の読み・字形・画数・意味

【設色】せつしよく

彩色。

字通「設」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android