

〕「侯(こ)れ作(さ)し侯れ
(しう)す」とあるのは詛(のろ)う意。乍は木の枝をむりにまげて垣などを作る形で、作為の意がある。詐は言に従い、祈りや盟誓において詐欺の行為があることをいう。〔論語、子罕〕に、子路が孔子の病気平癒の祈願をしていることを孔子が知って、「久しい哉(かな)、由(いう)(子路の名)の詐りを行ふや」とたしなめた話がある。
字鏡〕詐 アサムク 〔名義抄〕詐 アサムク・イツハル・ヘツラフ・ノラフ 〔
立〕詐 ソフコト・エラフ・タシル・アサムク・カタム・イツハリテ・ヘツラフ 〔字鏡集〕詐 ハツラフ・イツハリ・アサムク・ハカル・キラフ
▶・詐故▶・詐巧▶・詐索▶・詐算▶・詐死▶・詐辞▶・詐疾▶・詐取▶・詐述▶・詐術▶・詐
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▶・詐反▶・詐
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▶・詐謀▶・詐冒▶・詐妄▶・詐佯▶
詐・機詐・偽詐・欺詐・窮詐・挟詐・矯詐・譎詐・険詐・権詐・巧詐・設詐・僭詐・狙詐・多詐・誕詐・騁詐・偸詐・変詐・謀詐出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...