詩筆(読み)しひつ

精選版 日本国語大辞典 「詩筆」の意味・読み・例文・類語

し‐ひつ【詩筆・詞筆】

  1. 〘 名詞 〙 詩、文を書くこと。また、その書いたもの。
    1. [初出の実例]「因挍大唐人貨物、適得元白詩筆奏上。帝甚耽悦」(出典日本文徳天皇実録‐仁寿元年(851)九月乙未)

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普及版 字通 「詩筆」の読み・字形・画数・意味

【詩筆】しひつ

詩と無韻律語の文。〔南史、沈約伝〕謝玄暉()善く詩を爲(つく)り、任昇()は筆に工(たく)みなり。ねて之れをす。然れどもぐること能はず。自ら高才を(たの)み、榮利に昧(くら)し。

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