誓って(読み)チカッテ

デジタル大辞泉 「誓って」の意味・読み・例文・類語

ちかっ‐て【誓って】

[副]神仏に誓いをたてて、の意から》
きっと。必ず。「来年こそ誓って優勝します」
(あとに打消しの言葉を伴って)決して。「誓ってうそは申しません」
[類語]強いて敢えてむりやり努めてできるだけ極力なるたけなるべく可及的絶対何が何でも是が非でもどうしても必ずきっと是非何としても押してたって願わくはぜひとも必ずや必然必定必死不可避てっきり違いないはず決まってすなわち否が応でも否でも応でも無理どうぞどうかくれぐれもなにとぞなんとかまげてひとついやでもいやとも無理算段無理無体無理押し無理強制的強引強気強行独断独断的理不尽強硬頑強問答無用強要力尽く力任せ腕尽くごり押し断固一刀両断横柄威圧的否応無し頑として横紙破り横紙を破る有無を言わせず腕力に訴える横車を押す押し付けがましいねじ伏せる首に縄を付ける遠慮会釈もない遠慮高圧的高飛車頭ごなし押し通す押し付ける一方的豪腕

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精選版 日本国語大辞典 「誓って」の意味・読み・例文・類語

ちかっ‐て【誓て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「ちかう(誓)」の連用形助詞「て」が付いてできたもの ) 神仏に誓いを立てて。かならず。きっと。決して。
    1. [初出の実例]「天神、頂に臨めり。誓って僕が旨にあらず」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)

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